アゾレス諸島

 アゾレス諸島はポルトガルに属し、本土から約1400Km-1800km離れた大西洋上に浮かぶ孤島です。
日本を中心とした世界地図では、ちょうど一番左端、大西洋上の地図の切れ目のあたりに小さく出ていたりします。 大西洋中心の地図帳で見ると、中央付近を南北に走る中央大西洋海嶺上に位置しています。
 日本からかなり遠いので馴染み薄い島ですが、それだけに私には非常に興味をそそられます。
諸島内には全部で9つの島がありますが、一度に全部行くのは時間的に厳しい。と、いうことで今回は諸島内最大の島 「サンミゲル島」と、美しくのどかな風景とユネスコ世界遺産の町がある「テルセイラ島」を訪れました。

サンミゲル島 Sao Miguel

 サンミゲル島はアゾレス諸島最大の島で、もっとも人口の多い島です。 諸島内の中心都市ポンタ・デルガーダもこの島にある一方、ののどかな農村風景も見られます。
 また自然も豊富で美しい火口湖や、温泉もあります。温泉地域では名物の地熱料理を作る様子を見られるかも。

テルセイラ島 Terceira

 テルセイラ島はアゾレス諸島で3番目に大きい島で、その中心となる町アングラ・ド・エロイズモは、 ユネスコの世界遺産に指定されています。  牧畜が盛んで島のいたるところで溶岩に囲まれた牧草地に、牛の放牧風景が見られます。  島の中央部は火山地帯で、地中から蒸気が噴出す様子を見ることが出来ます。