アゾレス諸島
テルセイラ島 Terceira

アングラ・ド・エロイズモ -中心部-

 アングラ・ド・エロイズモは、テルセイラ島で一番大きな町であり、 またユネスコ世界遺産に指定されている町です。この独特な町の名前は、大航海時代にスペインの 侵攻に抵抗した英雄行為にちなんで、「英雄の小さな湾」という意味だそうです。
 空港からはタクシーで20分ほどで、ドライバーに町の中心までと頼んだらここで降ろされました。 写真左はタウンホール前のヴェリャ広場で、時期的にクリスマスツリーがたくさん飾られていました。

アングラ・ド・エロイズモ
-湾に面した教会-

 中心部の湾に面した一際目立つ大きな教会です。この教会は最初は15世紀末に病院として オープンしたのが始まりのようです。私が撮影しているすぐ後はもう海になっています。

アングラ・ド・エロイズモ
-ホテル「ベイラ・マール」-

 私たちの宿泊した海岸沿いのホテル「ベイラ・マール」です。 比較的小規模のアットホームな感じのホテルでした。
 それでも中にはレストランやバーがあり、ちゃんとした夕食もとれます。 朝食はバラエティ豊かでおいしかったです。

アングラ・ド・エロイズモ -街中の通り-

 白壁の家々が特徴的な街中の住宅街の通りの風景です。
ここもポンタ・デルガーダの街中同様、片側にびっしりと駐車されていますが、こちらの方が 少し余裕があるように見えました。まあ、狭いことに変わりないですが。。

アングラ・ド・エロイズモ
-パブリックガーデン-

 よく整備された市民憩いの公園です。 市内散策に疲れたときは、この公園のベンチに座ってのんびりするのもいいです。
 アゾレス諸島トップページのテルセイラ島の写真は、この公園から階段と坂道を登った ところにあるメモリアルヒルから写したものです。

アングラ・ド・エロイズモ -市博物館-

 大航海時代の大砲が屋外展示されている市博物館です。 ここは元サンフランシスコ修道院だったところです。
 私たちが行ったときは休みだったようで、館内には入れませんでしたが、 屋外の展示物は見ることができました。ただ、このあと、入って来るとき開いていた正門が 何故か閉じられていて少し焦りました。

アングラ・ド・エロイズモ
-サン・ジョアン・バプティスタ砦-

 街の郊外にあるモンテ・ブラジル(ブラジル山)を取り囲むように長くそびえる砦です。 この砦の内部は今は軍の施設となっています。
 モンテ・ブラジル山頂へ行くにはこの砦をくぐり、軍施設の門番を横目に見て坂を登っていきます。

アングラ・ド・エロイズモ
-モンテブラジル山頂からの眺め-

 サン・ジョアン・バプティスタ砦をくぐり、軍施設の横を通り、道路を登りつめると モンテ・ブラジル山頂に着きます。ここからはアングラ・ド・エロイズモの町が一望でき、 また天候がよければサンジョルジェ島を眺めることも出来ます。
 山頂には記念碑が建ち、シカや鳥などが飼われていました。

アングラ・ド・エロイズモ -タウンホール-

 タウンホール前のヴェリャ広場も夜は電飾で飾られたクリスマスツリーがとてもきれいでした。
 ここだけでなくメインストリートなど町全体が明るい電飾で飾られ、 私たちにも馴染み深い賛美歌がずっと流されていて、自然にムードが盛り上がります。

サン・セバスティアン -インペリオ-

 テルセイラ島では写真のようなインペリオと呼ばれる礼拝堂が、 それぞれの町や村で見られます。
 写真はサン・セバスティアン村の教会前にあるインペリオです。どのインペリオも それぞれ独特な装飾が綺麗でした。

サン・セバスティアン
-サン・セバスティアン教会-

 サン・セバスティアン村はテルセイラ島で最も古い村で、写真の教会もこの島で 最も古い教会だそうです。
 ちなみにこの村は、私たちを案内してくれたタクシードライバーが住んでいる村で、 ことさら熱弁を振るってガイドしてくれました。

サン・セバスティアン -教会内部-

 上述したテルセイラ島で最も古い教会の中です。
 壁面には美しい絵が描かれていたようですが、長年の湿気による痛みでボロボロになっていました。 そこにも最古の教会としての歴史を感じられました。

プライア・ダ・ヴィトリア -中心部-

 テルセイラ島で2番目に大きい町プライア・ダ・ヴィトリアの中心部広場です。
 写真左奥に見えるちょっとした塔のある建物がタウンホールです。 広場向こうの中央に見える赤い屋根の建物は、郵便局と電話局です。

プライア・ダ・ヴィトリア -町中の風景-

 海岸に近い町中の風景です。写真を撮影した場所の後側は砂浜になっていました。
 写真左側の尖塔のある建物は、Holy Christ教会です。この教会の脇の路地にはおいしくて雰囲気のいい レストランがあり、私たちもそこで食事をしました。
 全面石畳の広い路上が旅情を感じさせます。

プライア・ダ・ヴィトリア -JESUS通り-

 歩行者専用のショッピングストリートです。ポンタ・デルガーダにもこのような通りがあり、 似た感じですね。この通りをまっすぐ行くと、上述した中心部の広場に出ます。
 この通りは人も多く、小さなスーパーや衣料品店、雑貨屋、電気店などいろいろ揃っていました。