リスボン

 ポルトガルは、かつて大航海時代には各地に植民地を築き、ヨーロッパ随一の海洋国でした。 日本との関係も古く、16世紀中頃には鉄砲やキリスト教が伝来し、日本からは使節団を送るなど、 古くからゆかりの深い国です。 そんなポルトガルの首都リスボンは、中南部テージョ川河口付近に開けた街です。 日本からの直行便はなく、他のヨーロッパ主要都市で乗り継ぎとなります。
 リスボンの街は7つの丘の街といわれるだけあってほんとうに坂が多く、街中にケーブルカーや エレベーターなどが交通機関として使われています。また所々に歴史を感じさせる古い街並みが残り、 そういった街の路地をのんびり散策すると、ヨーロッパ的異文化を肌で感じることができます。
 食に関しても魚介の煮込み料理やいわしの炭火焼など、日本人の口に合う料理が多く、ワインも 美味しいので、私は帰国後もしばしばポルトガル料理店に通ってます。
 また、リスボンから電車とバスで日帰りで行けるヨーロッパ最西端ロカ岬も必見です。