バイシャ地区はリスボンの中心部、テージョ川に面したコメルシオ広場からロッシオ広場に至る 一番の繁華街です。政府機関や行政機関も集まっています。またお洒落なお店やカフェが並ぶ歩行者専用 のメインストリートは散策にもピタッリです。リスボン観光の基点として必ず足を運ぶ地域です。
コメルシオ広場
リスボンの散策は、テージョ川に面したこの広い広場からスタートするのが〇。
広場中央にはジョゼ一世の騎馬像がテージョ川に向いて建っており(写真右) 、その後の門の向こうは
歩行者専用道であるアウグスタ通りに続いています。
ここには昔マヌエル一世のリベイラ宮殿があったようですが、地震で崩壊してしまったとのことで、
この広場のまたの名を宮殿広場とも呼ぶようです。
アウグスタ通り
コメルシオ広場前の門から続く歩行者専用道のアウグスタ通りです。
バイシャ地区のメインストリートで、お洒落な店舗やカフェ、ファーストフードなどがあり、
多くの人で賑わっていました。
また通りには露店も出ていて、特に焼き栗屋が何店舗か出店していました。
気になったので私も買って食べてみましたが、甘栗かと思いきや塩味だったのでちょっと驚きでした。
夜のアウグスタ通り
夜の街散策もライトアップがとても綺麗で絵になりました。
ちょうどクリスマスの時期だったのでそれらしき電飾の飾り付けが派手になされていました。
日本でもクリスマスシーズンになると同様のイベントがあったりしますね。正面はコメルシオ広場へと続く門です。
サンタ・ジュスタのエレベーター
展望台かなにかかと思えますが、このエレベーターはバイシャからバイロ・アルトへの
立派な交通機関とのことです。坂の多いリスボンならではの交通機関ですね。ただ私が行ったときは
運転していませんでした。
このエレベーターの下には、市電やバス、ケーブルカーなども運営するCarris社のチケット売場があり、
共通1日券や観光定期券なども買うことができます。
写真手前の煙が出ているのは焼き栗屋です。
ファンケイロス通り
バイシャ地区の一番東寄りを南北に走る通りです。この通りも両側に商店が並んでいます。
バイシャ地区は南北にいくつかの通りが走っていますが、一般的に西から東へ行くにしたがって庶民的な店
(つまり安い)が多くなるそうです。このファンケイロス通りは、バイシャ地区で最も庶民的な店が多く
集まっているということになります。実際に安いかどうかはわかりませんが。。。
コンセイサオン通り
こちらはバイシャ地区を東西に走る通りです。アルファマ地区方面へ向かう市電の乗り場があります。
この写真は私がアルファマ地区とサン・ジョルジェ城を見に行くために市電を待っているときに撮影したものです。
路上の黄色い看板が市電の乗り場で、その手前に市電を待つ人たちが並んでいます。
フィゲイラ広場
地下鉄ロッシオ駅の前にあるフィゲイラ広場前の市電乗り場です。 この辺りはショップ、カフェ、ホテルなどが広場を囲んで建ち並び、とても賑やかな所です。 近くにはロッシオ広場と国鉄駅もあり、交通の要所でもあります。
カルモ通り
ロッシオ広場側のカルモ通りの入口です。ビルの屋上を橋渡ししている通路は、
サンタ・ジュスタのエレベーターからの通路です。
この通りをロッシオ側から行くと、ずっと上り坂で、シアード地区へ出ます。
シアード地区はバイシャ地区と並ぶショッピング街で、高級な店が多いようです。
ロッシオ広場前
ロッシオ広場南のオウロ通りの交差点の辺りです。ここにも焼き栗屋さんが出ています。
ロッシオ広場は噴水のあるよく整備された広場で、フィゲイラ広場同様、周囲にはレストラン、カフェ、ショップ
などが建ち並んでいます。
丘の上に霞んで見えるのはサン・ジョルジェ城です。