プンタアレナスは南部パタゴニア最大のマゼラン海峡に面した町です。国としては
チリに属しています。この町にはホテルやレストラン、バーなどはもちろん、大型の
ショッピングセンターやスタジアム、大学まであり、地域の中心地となっています。
マゼラン海峡に面した町だけあって、美味しい魚介類が食べれるレストランも多く
ありました。
また周辺の観光スポットとしてマゼランペンギンの営巣地があり、ペンギンの
家族が一列に並んで歩く姿などはとても愛らしい感じでした。
プンタアレナスへの道
私たちはアルゼンチンのリオ・ガジェゴスという町から、車で国境を
超えてプンタアレナスへ向かいました。 写真はその途中にあった広大な羊牧場です。
この道中はほとんどが砂漠地帯で、ほとんど変化のない道のりを6時間近く走ります。
さすがに同じ風景ばかり延々と続くと眠気が。。その顛末はハプニングのところで。
プンタアレナス
町の高台にある展望台から写した風景です。町の向こうに見える海は
マゼラン海峡です。
プンタアレナスはマゼラン海峡全盛期には大いに栄えたそうですが、パナマ運河開通後
は静かな最果ての町となりました。ただ、地域の中心地であることに変わりなく、トラベラー
は一度はここに立ち寄るかと思います。
プンタアレナス
こちらも町の高台にある展望台から、マゼラン海峡を正面に写した風景です。
中央の道路左側のカテドラルの向こう、やや森になったところがアルマス広場で、町の中心部になります。
町は写真の左右、海峡に沿って広がっています。
アルマス広場
プンタアレナスの中心にある広場です。広場の中心にはマゼランの像が立っています。
整備されたきれいな広場でした。
この周辺はホテルや博物館、レストランなどが多く、観光の基点になります。町中を散策しながら
お土産探しをしたり、博物館を見学したり、お腹がすいたら気に入ったレストランでランチを食べたり
というのも楽しいです。
夕暮れの町中
アルマス広場付近で写した夕暮れの町です。右の建物は広場の向かいにある政府機関の
建物です。
年末の時期は夏にあたるのでプンタアレナスではとても日が長く、この写真も私たちが夕食後、町を
散策しながら写したものです。
レストラン「Asturias」
私たちが夕食を食べたレストランです。ガイドブックや地図を見ながら選定した店で すが、なかなか美味しくてあたりでした。何故か料理の写真が見当たらないのですが、魚介系の料理や スープとともにワインを飲んで、上機嫌になった思い出があります。
パタゴニア博物館
プンタアレナスの町のはずれにある野外博物館です。
昔、植民地時代に使った輸送台車や建設機械、蒸気機関などが広い屋外の芝生の上に並べられています。
ここへは中心部から少し離れているので、タクシーを使うか、もしくは現地ツアー会社でガイド付きで
案内をお願いすると便利です。
ペンギン営巣地
プンタアレナスから車で1時間ほど走った海岸沿いにあるペンギンの営巣地です。
マゼラン海峡の海岸沿いにペンギンが群れる姿が見られます。
ここへはプンタアレナスのツアー会社などで行っているツアーに参加するのが便利です。
ここへ来る道中の草原地帯で、車の中からニャンドゥーの姿なども見られました。
ペンギン営巣地
前の写真の陸側はペンギンの一大コロニーになっています。
巣穴からひょっこり顔を出すペンギンや、よちよち列をなして歩くペンギンの愛らしい姿が見られました。
人は巣穴を壊さないよう歩ける場所が決まっているのですが、その通路上、私たちの目の前にスカンク
が現れたときはけっこう焦りました。