パタゴニア
パイネ国立公園

 パイネ国立公園はプンタアレナスからチリ側を北上したところにある大自然の広がる 広大な国立公園です。公園内には美しい山々、青い湖、迫力ある滝、そして氷河が 織りなす絵のような風景が広がっています。
 また、グアナコやニャンドゥーといったこの地の特色ある動物なども見られます。
 公園内はトレッキングルートが整備されていて、キャンプをしながら回ることも できるそうで、実際、そのような装備の人たちにも会いました。こんな美しい地を 何日もかけて歩くのは楽しそうです。
 パイネ国立公園へは、プンタアレナスから車で4時間ほどのところにあるプエルト ナタレスという町を基点に探索します。

プエルトナタレス

 パイネ国立公園への基点となるプエルトナタレスの町の様子です。 私たちはプンタアレナスから砂漠の道をバスで4時間近くかかって到着しました。
 この町は時期にもよるのか、昼間でもほとんど人通りもなく静かな町でした。

プエルトナタレスのホテル

 私たちが宿泊したホテル「CAPITAN EBERHARD」です。 このホテルは海岸沿いにあり、湾を挟んでパイネの山並を眺めることができました。 プエルトナタレスにはパイネの入口だけあってホテルやレストランなどが多くあります。
 ちなみにこのホテル1階の一番右よりの部分はレストランで、ここでも魚介系を メインに食べましたが美味しかったです。

パイネ国立公園

 公園内の美しい風景です。青く澄んだ湖、鋭く尖った険しい山々、 色とりどりの美しい緑、そしてややブルーがかった氷河、どれを取ってもすばらしい 大自然が広がります。どちらを向いても絵になるような風景ばかりで、 まさに南部パタゴニアの代表スポットです。

パイネ国立公園

 公園内の美しい風景をもう一枚。こちらも絶景ビュースポットですが、 正直、公園内の道路を走っていても、すべてがビュースポットのような風景でカメラが 手放せないような状況でした。

グレイ湖

 グレイ湖はパイネ国立公園の奥にある氷河湖で、その奥にはグレイ氷河を見ることが できます。この周辺には氷河湖が数多くあり、氷河を間近で見られるスポットもあります。
 アルゼンチン側のペリートモレノ氷河は観光設備が整っていて、迫力ある氷河を見られるスポットと して有名です。

パイネの塔とパイネ川

 パイネ国立公園のメインスポットの一つであるパイネの塔(トーレス・デル・パイネ)と その麓を流れるパイネ川です。
 写真中央の尖塔状の岩山がパイネの塔です。パイネ国立公園は正式にはトーレス・デル・パイネ国立公園 といい、国立公園の名前の由来にもなっています。

Salto Grande滝

 パイネ国立公園内の注目スポットの1つである豪快な滝です。周辺の風景と融合して 大自然の美しさを感じられる場所です。滝の間近から眺めることができるので、かなりの迫力を体感できました。
 ちなみにパイネ川の中流にもCascada Rio Paineという滝があり、こちらもSalto Grandeとは違った 美しい風景が見られます。両方を比べてみるのがお勧めです。

グアナコ

 パタゴニア特有の動物グアナコです。ガイドブックによれば、ラクダ科の動物だそうです。 遠目で見ると鹿のような動物ですが、近くで見ると違いがわかります。 実際パイネではグアナコの群れをところどころで見ることができました。
 またパイネではニャンドゥー(ダーウィンレア)と呼ばれるダチョウに似た鳥類も見ることができますが、 警戒心が強いのか少しでも気配を感づかれるとダッシュで逃げられてしまいました。

パイネ川の雄大な風景

 広々としたパイネの大自然を蛇行して流れるRIO PAINE(パイネ川)です。
 パイネ国立公園を巡るには、主要なスポットには道路が整備されているので、車を借りるか ガイド付きでチャータ―して回るのが効率がよいです。十分に時間があるのであれば、各所にキャンプサイト やホテルが点在しているので、トレッキングしながら回ると存分にぱいねをの自然を楽しめそうですね。