アルプス
スイス Lausanne-Brig

 パリからTGVで向かったスイス最初の街はローザンヌです。ローザンヌはレマン湖に面した 周辺の中心都市で、旧市街地区にはローザンヌ大聖堂を中心に趣のある町が広がっています。また、 レマン湖畔には公園や遊歩道があり、散策するには良い場所です。
 私たちはここローザンヌから電車に乗って、まずはヴヴェイ、モントルーなどの湖畔の町に立ち寄り、 その後、アルプス山中に向かって気になった町で途中下車しながら旅を進めました。

大聖堂より望むローザンヌの街並み

 シャルルドゴール空港から市街地まで、今回は鉄道を利用して移動 しました。そして降り立ったのがこの北駅です。駅舎も大きくて古風な外観が旅の高揚感 をアップします。
 北駅からさらにメトロに乗り換えて、セーヌ川沿いの中心部に向かいます。

駅裏サンプロン通りのホテル

 ローザンヌ駅裏のサンプロン通りにある小さなホテルです。 駅の裏通りということもあり、駅近にしては比較的静かな通りでした。
 私が行ったときにはホテルに掲げられている国旗に日本の旗があったのも親近感が湧きます。

レマン湖

 ローザンヌのウシー地区付近から見たレマン湖です。この日は生憎の 天気で雪もちらついていて見通しが悪く残念でした。
 この近くの港からはエビアン方面への船が出るということで、行ってみようかと時刻表を 見にきたのですが、冬なので便数が非常に少なく時間が合わず断念しました。 ぜひ現地で水を飲んでみたかったのですが。。

ヴヴェイ

 ヴヴェイはローザンヌから鉄道で約20分ほどのレマン湖畔の町です。
 この町はチャップリンが晩年を過ごした町として有名で、チャップリン像も立っています。
 またここはあのネスレの本社もあり、会社の前まで見に行って来ました。 レマン湖畔の木々に囲まれたとても環境のよいところにありました。 写真の中央にあるビルがネスレの本社です。(人物は同行のA氏)

モントルー

 モントルーはレマン湖のほぼ東端に位置するリゾート地です。 ここは世界的に有名なジャズフェスティバルが開催されることでも有名です。
 湖岸にはホテルやレストラン、カジノ、モールなどが立ち並び、滞在していても 楽しそうな町です。またフェリーターミナルもあり船で各方面に行けるようです。 しかし晴れていれば美しい風景が広がっていたことでしょう。残念。

シヨン城

 モントルーから湖畔を散策すること約40分、2駅分歩きようやくシヨン城に到着。 城を見学、と思いきや、城へ渡る橋の脇に本日休館の掲示が。まさか休みとは考えもしなかったので ショックでした。
 しかたないので城の外観だけ撮影して、近くのヴェトーシオン駅より電車に乗って、 その電車の終点であったエーグルに向かいました。

エーグル

 エーグルの駅前です。駅前からはアルプス山中にのびる鉄道が出ており、 町中を市電のように通りぬけていきます。エーグルの町は静かでこじんまりとしていて、 石畳の通りの両側には、緑やピンクに塗られた建物が立ち並び、オシャレな感じの町でした。

シオン

 高台にあるヴァレール教会から見たシオンの町です。 シオンはヴァレー地方の中心地でここから更に深い谷あいにある村へ向かうポストバスが、 駅前に何台か停車していました。
 私たちはシオンの街中を散策しながら列車から見えていた、高台にある教会に行ってみました。 途中民家の裏庭のようなところを通り、雪深い細道を登り、やっとのことで着いたときには汗だく でしたが、その労力に見合った美しい風景が見られました。

ブリーク

 ブリークの駅です。写真はここから先国鉄から鉄路を引き継ぐフルカ・オーバーアルプ鉄道(FO)です。 FOはブリークを西の起点としてアルプス山中に入り、東のディセンティスでレーティッシュ鉄道(RhB) へと引き継ぎます。
 FOの区間はGlacierExpressも乗り入れており、とても美しいアルプスの風景が広がっています。 ただ冬は、一面雪化粧でしたが。写真の右の建物は国鉄駅です。