北京
北京市内

天安門(天安門広場)

 北京の象徴ともいえる場所ですね。写真は広場から見た天安門です。 天安門は明・清の時代の皇帝居城の正門とのことです。
 1949年10月1日には、中国初代毛沢東主席がここで建国の宣言を行った場所でもあります。 中央部にはその毛沢東主席の肖像画が掲げられています。

人民大会堂(天安門広場)

 天安門広場の西側にあります。国の重要な会議が開かれたり、代表会議が 開かれたりする場所で、いわば国会議事堂といったところです。
 広場の南側には毛沢東主席の遺体が安置されている毛主席紀念堂、東側には中国歴史、 革命博物館がそれぞれあります。

夜の天安門

 夜の天安門はライトアップされ、昼とは違った雰囲気があります。 コンデジで撮ったのであまり写りがよくないですが、肉眼でみるととても美しかったです。

天壇公園(祈念殿)

 天壇公園は北京市南部にある広大な公園で、内部には歴史的な遺物が多く 残されています。
 写真もそのひとつで、ここはかつて皇帝が毎年正月に豊作を祈願した場所です。

天壇公園

 広場でレクリエーションに興じる人々。太極拳をする人たちが多く みられました。手前の人は羽子板?をしているのでしょうか。
 この他、トランプをしたり、歌を唄ったり、ただ雑談したりと思い思いに過ごす人々が たくさんいました。とても寒い中、みなさん元気です。

天壇公園

 こちらは集団で社交ダンスを踊る人々です。ラジカセからの音楽に合わせて みなさん踊っていました。
 日本でも昔、街中でストリートダンスを披露するのがブームになったりしましたが、 こちらでは披露するというより本人が楽しむor練習?という感じでした。 踊っている人たちも中高年の方々が多いようでした。

東安門大街

 夜市で有名な東安門大街です。
 路上にびっしりと露店の飲食店が並び、とても華やかです。 夜は一度はここを訪れてこの雰囲気に浸ってみるのもいいでしょう。そして いろいろ食べ歩くのもおもしろいです。

東安門大街

 地元の人たちも多く散策しながら買い食いしていました。 売っているのは肉の串焼きや、なにやらよく分からない真っ黒の豆腐のようなものや、 杏仁豆腐、スープなど実にいろんなものがあります。
 店の人の掛け声も威勢良く、何か日本のお祭りや縁日を思い出してしまいます。
 地元の人に混じっていろいろと買い食いして歩くのも実に楽しいです。ただし ガイドブックなどには衛生状態があまりよくないようなことが書いてあるので、 胃薬持参がいいかも。

東安門大街

 露店で売っているものの中にはとても珍しいもの(いわばゲテモノ系)もあります。 さそりの串焼きなんてものもありました。私は思わず躊躇してしまいましたが、ここは話の種に 挑戦しておけばよかった、と、後で後悔しました。

サソリの串焼き

故宮(午門)

 故宮は紫禁城の名でも有名なかつての皇帝の居城です。映画ラストエンペラーの舞台 としても使われました。
 内部は現在故宮博物院として保存され見学することもできますが、とても広いので歴史に興味があり じっくり見学したい人にとっては丸1日見たほうがいいかもです。
 午門は故宮の正門になります。中央の門は皇帝専用、その両側の門は文武官、王侯貴族の利用した門 とのことです。

故宮(太和門)

 午門を抜けると中央に金水河と呼ばれる水路の横切る広いエリアに出ます。 金水河には金水橋という橋が5つ掛けられており、その奥に次なる門の太和門があります。
 ここでも金水橋のうちの中央の橋は皇帝専用、その両脇が文武官や王侯貴族の通る橋だったようです。

故宮(太和殿)

 太和門を抜けるとまた広い敷地にでます。そして中央に堂々と建つのが太和殿です。
 太和殿は皇帝によるさまざまな式典が執り行われた場所で、いわば故宮の中心ともいえる場所です。
 ここもやはり中央の通路は皇帝専用だったようです。

故宮(太和殿内部)

 中央に皇帝の宝座があります。当時は皇帝がここに座ってさまざまな儀式や式典を執り行われていたのでしょう。

故宮(中和殿、保和殿)

 太和殿の裏には中和殿とそれに続いて保和殿があります。
 ここは主に太和殿で執り行われる式典、儀式の準備のために使われていたようです。

故宮(保和殿裏)

 保和殿裏の広場です。ここまでは外朝といって皇帝が式典や儀式を執り行う ためのエリアでしたが、ここより先は内廷といって皇帝や皇后の居住エリアがあります。 また皇帝の日常政務もこちらで行っていたようです。
 内廷も見学は可能で、故宮北の神武門に抜けられます。