万里の長城(八達嶺)入口
北方民族の侵入に備えて建造された万里の長城は全長約5600kmにもおよぶ
壮大なものです。もともとは各地に独立して築かれていた防壁を、中国を統一した秦の始皇帝が
大改修を行い1つにしたものとのことです。
長い歴史の中で改修、拡張を行ってきた壮大な長城は中世の七大奇跡の1つともされているようですね。
その壮大な長城の中で、北京からもっとも手軽に訪れることができる八達嶺の長城です。
万里の長城(八達嶺)
八達嶺は北京から手軽に来れるため観光客も多く、長城も整備されていてその上を歩く
ことができます(ただし入場料が必要です)。
とはいえ、長城は山々を横断して延びているので起伏が多く、どのくらい歩くかにもよりますがそれなり
に体力が要ります。もっともどこまで歩くことが可能なのかわかりませんが。
万里の長城(八達嶺)
手近な山の頂から見た頂上の風景です。長城が山の向こうまで
続いているのがわかります。
ここは八達嶺でも一番手近な頂ですが、それでも頂付近はかなりの急坂でした。
頂ではちょっとした土産物屋や記念写真屋などがありました。なぜからくだもいま
したが、これは写真を撮ろうとするとダメ!って怒られます。
明十三陵
明十三陵は明の時代の皇帝の陵墓群で、13人の皇帝の陵墓があることから
そう呼ばれています(エジプトでいうと王家の谷といった感じかな)。
写真中央の建物は神宗万暦帝の陵墓である定陵です。定陵には有名な地下宮殿があり、
神宗やその皇后の棺や宝座などが展示されています。ちなみに地下宮殿内は撮影禁止でした。
十三陵博物館
こちらは発掘された遺品が展示されている十三陵博物館です。 私は中には入らなかったのですが、皇帝や皇后の遺品が数多く展示されているとのこと でしたので、このあたりの歴史に興味のある方は必見かもしれませんね。
明十三陵みやげ物店
観光地には必須の土産物店です。店の人は例によって商売熱心で、
ここでもエジプトの観光スポットの土産物店を思い出すほど、グイグイきました。
また10枚千円などといってガイドブックやスカーフ?のようなものを売り歩く人が
いましたが、こういう売り方はロシアやエジプトでも見たのでもはや世界的なの
かな?