赤の広場
モスクワの中心部クレムリンと並んで有名な赤の広場です。
パレードや祭典などで、よくTVでお目にかかる場所ですね。写真左側にはクレムリンがあり、
右側に写っている奥に長い建物はモスクワ最大のグム百貨店です。
ここは私たちのような外国人観光客だけでなく、ロシア各地からの観光客も見られました。
また、エジプトと同様に日本語で声を掛けながら、土産品を売りに寄ってくる人たちも何人かいました。
レーニン廟
階段ピラミッド状の建造物が旧ソ連史に名を残す革命家レーニンが眠るレーニン廟です。
こんな街の中心部に廟が作られているのが何か不思議な感じです。
内部を参拝することも可能なようですが、カメラの持ち込みは禁止(つまり撮影禁止)です。
レーニン廟の後ろはクレムリンで、中の建物は大統領府です。
国立歴史博物館
赤の広場を挟んで聖ワシリー聖堂と反対側にある歴史博物館です。 ロシア的な歴史を感じる立派な建物で印象に残ります。 ちなみに赤の広場はこの歴史博物館とクレムリン、グム百貨店、聖ワシリー聖堂に囲まれた形になっています。
聖ワシリー寺院とクレムリン
モスクワ川寄りのモスコヴォレツカヤ通りから見た聖ワシリー寺院です。
写真左側に見えるのはクレムリンのスパスカヤ塔です。スパスカヤ塔は公用の入口となっています。
聖ワシリー寺院の向こう側に赤の広場があります。
このあたりにもおみやげを売り歩く人たちが何人かいて、盛んに日本語で声をかけてきました。
聖ワシリー寺院
こちらは赤の広場側正面から見た聖ワシリー寺院です。
この寺院は16世紀にイワン雷帝の命にて建造されたもので、不揃いのたまねぎ形の塔が特徴です。
モスクワを代表する建築物ですね。
アレクサンドロフスキー公園
クレムリンに沿って広がる大きな公園です。外は寒いのにたくさんの人が
散策を楽しんでいました。もっともこの日は氷点下2度、モスクワの人にとっては、
比較的暖かい日だったようですが。。。
正面の建物はホテル「モスクワ」です。
クレムリン入口 -クタフィヤ塔-
写真左の白壁の塔が、クレムリンへの入口となるクタフィヤ塔です。
ここから橋を渡り、奥に見えているトロイツカヤ塔をくぐって入場します。
橋の下はアレクサンドロフスキー公園です。
クレムリンに入るには、このクタフィヤ塔かモスクワ川寄りのボロヴィツカヤ塔の
どちらかになります。しかし突然どちらかの塔は閉鎖されたりすることもあるようです。
兵器庫とトロイツカヤ塔
トロイツカヤ塔を通ってクレムリンの中に入って来たところです。
右側の黄色の建物は兵器庫です。また塔の左側には大会宮殿があります。
大会宮殿はかつてソ連時代には共産党大会や中央委員会総会が開かれたところです。
またボリショイ劇場の第二劇場にもなっています。現在では劇場としてのほか
国際会議などでも使用されているようです。
大砲の王様
16世紀に作られた当時世界最大の大砲です。
重量は40トン、玉の重さも1トンもあるそうですが、この大砲は一度も打たれたことがなかったそうです。
大砲の後にはウスペンスキー寺院が見えています。
鐘の王様
こちらは18世紀に作られた重量200トンもある世界最大の鐘です。
一部が欠けているのは鋳造中の火災の際に水をかけて欠けてしまったものだそうです。
周囲の人と比較していかに大きいかがわかります。もし実際に完成していて鳴らそう
としても、かなり大変だったでしょうね。
ウスペンスキー寺院
15世紀に建造された寺院です。かつてはここで皇帝が戴冠式を行ったそうです。
内部は美しいイコンが描かれているそうですが、私が行ったときは礼拝中で入れませんでした。残念。
写真右側には十二使徒寺院が見えます。
ブラゴヴェッシェンスキー寺院
こちらも15世紀に建造された寺院です。16世紀に火災に見舞われたようですが、
イワン雷帝によって修復されました。
こちらは内部を見学することができました。内部には美しいフレスコ画やイコンが飾られています。
ブラゴヴェッシェンスキー寺院 -内部-
寺院内部の様子です。ヨハネ黙示録や三位一体の美しいフレスコ画やイコンが見られます。
全体的に暗色を基調とした内部は重厚感があり厳かな雰囲気があります。
寺院内のフレスコ画
残念ながら私はこうした画には疎く知識が薄いのですが、それでも寺院内部の雰囲気と 合わさって展示されているのを見ると、心静かな気持ちになります。
アルハンゲリスキー寺院 -内部-
ブラゴヴェッシェンスキー寺院の向かいにある16世紀初頭に建造された寺院。 歴代皇帝や貴族の遺体が棺に納められて安置されています。イワン雷帝の遺体もここに安置されています。 また聖ミカエルのイコンなど美しいイコンやフレスコ画が見られます。