グリーンランド旅情報

 グリーンランドを訪れるには大きく分けて3つのルートがあります。
  1. デンマークのコペンハーゲンから入るルート(SASGreenlandair
  2. カナダのオタワからバフィン島Iqaluit経由で入るルート(FirstAir
  3. アイスランドのレイキャビクから入るルート(GreenlandairAirIceland
 最も一般的な方法としてはコペンハーゲンから入る方法でKangerlussuaqまたはNarsarsuaqへのフライトがあります。このルートはフライト数が多く、冬でも週4,5本のフライトがあります。 
 グリーンランド内のHUB空港としては主に中西部のKangerlussuaqや南部のNarsarsuaqなどがあります。両空港とも以前は米軍基地であったため、現在では設備の整った空港を民間利用しています。ちなみに現在では米軍基地があるのは北部のThule Air Baseのみです。また東海岸の村へはアイスランドから直接入ることもできます。
 グリーンランド内の各地へはGreenlandairが飛行機またはヘリコプターを運行しています。NuukやIlulissatなどの大きな町には空港があり、飛行機で行くことができますが、その周辺の村へは近くの町の空港からヘリコプターで行くことになります。ただ最近は各地に空港を建設していますので、今はAasiaatやSisimiutなどへも飛行機で行けるようになっています。ちなみに機材は主に飛行機ではDHC-7、ヘリコプターではSikorsky S-61が多く使用されています。
 Qaanaaqへ行く場合にはPituffik(Thule Air Base)を経由してヘリコプターで行きます。ただPituffik(Thule Air Base)は現在も米空軍基地として機能していますので、通行許可証が必要になります。この通行許可証は旅行の手配を済ませたあと、デンマーク外務省に申請します。ちなみにKangerlussuaq−Pituffikは私の訪れた冬は毎週火曜日に週1便ありました。機材はB727型機。Pituffik−QaanaaqはB727に連絡したAir Taxi(Bell212ヘリコプター)となります。

詳しくお知りになりたい方はGreenland Tourismのページが参考になります。

Kangerlussauq豆知識

 Kangerlussauqはもとは米軍の基地でしたが、1992年の米軍撤退後はグリーンランドのHUB空港として民間利用されています。ジャンボ機も離発着可能といわれる長い滑走路や整った設備を利用して、ヨーロッパやカナダなど島外からの路線と島内各地への中継地として機能しています。
 旧米軍施設にはカフェやプール、体育館、ボーリング場、アスレチックなどがあり、現在では有料で一般開放されています。ちなみにKangerlussauq はイヌイット語で長いフィヨルドという意味で、グリーンランド内の地図を見ると、各地に同じ地名やフィヨルドが存在するのがわかります。

詳しくお知りになりたい方はKangerlussuaq Tourismのページが参考になります。

Ilulissat豆知識

 Ilulissatはディスコ湾に面したグリーンランド第3の大きな町で人口は約4300人、昔この地一帯の商取引を取り仕切っていたデンマークの商人Jakob SeverinにちなんでJakobshavnとも呼ばれています。
 IlulissatへはKangerlussauqからグリーンランド航空のDHC-7で約45分のフライトで行くことができます。この町では約6000頭もの犬ぞりで活躍する犬たちが飼われています。実際町中でも犬ぞりで走っている光景を見かけます。町にはホテルも何軒かあり、その他チャイニーズレストランやディスコもあります。また郵便局と併設された大きなスーパーもあって、ここで食料やたいていの日用品は揃います。町の南には生産力世界最大級のIlulissat氷河があり、ディスコ湾に大きな氷山が浮かぶのが眺められます。

詳しくお知りになりたい方はIlulissat Tourist-Serviceのページが参考になります。

Kangerlussuaq滞在情報

(注:以下の内容はすべて冬場の私の経験によるものです)
  1. Kangerlussuaqは冬場は気温が−30℃くらいまで下がることもあります。防寒対策をしっかりしていないと、アウトドアなエクスカーション(ほとんどそうだけど)ではつらい目にあいます。特に手足や耳などは痛くなってきますのでご注意を!
  2. Hotel Kangerlussuaq(以下、単にホテルと表す)は空港ビルと同じ建物にあります。だからチェックインなどはとても便利。部屋も清潔で広めでした。ただ室内がものすごく乾燥していて、唇かさかさ、のどはカラカラになってしまいましたので、気になる人は何か対策を!といっても加湿器を持っていくわけにもいかないでしょうが(^^;
  3. Kangerlussuaqは大きく分けて、空港ビル側と滑走路の反対側の旧米軍施設側に分かれています。カフェやプール、ボーリング場、体育館などはすべて旧米軍施設側なので、ホテルからはすこし距離があります。まあ歩いても10分から15分ほどですが、循環バスも30分間隔で走っており、ホテル前(=空港前)にも止まりますので、寒いのが苦手な人はこちらが便利です。ちなみに料金は無料でした。またジャグジーバス(SPA)は私が行ったときは故障中で修理予定は未定だと言われてしまいました。
  4. ホテルの前や滑走路にはよく狐が現れます。可愛いからと行って触るのは禁物ですが、室内からも2,3匹連れ立って歩いているのが見えたりして微笑ましいです(^^)
  5. ホテル(=空港)を出て、道路を隔てた向かいに1件スーパーがあります。ホテル内のミニバーはとても高いので、のどが渇いたり、ちょっとしたお菓子が欲しくなったりしたら、こちらで買うのがいいかもしれません。ただセールの缶ジュースでも6.5Dkr(約130円)もしました。やはりグリーンランドは物価が高い!でもここしか買うところがないので私たちは毎日夕方頃顔を出していました。(^^)
  6. 空港ビル内にはちょっとしたスタンドバーと免税店、みやげ物店があります。このみやげ物店にはあざらしや北極熊の爪で作った首飾り(約500Dkr)、ソープストーンで彫った置物(500-1500Dkr)、犬ぞりやカヤックなどの模型、Tシャツ、キーホルダー、タオルなどのその他一般お土産品などが売っていました。また同じ建物内のGreenland Tourismの中にもロゴをあしらった衣類、帽子や関連図書(ただしデンマーク語が多い)、地図などが売っています。またここでは北極圏内到達証明書なるものも(20Dkr)で売っていました。食品のおみやげが欲しければ向かいのスーパーに行くと、トナカイやアザラシ、クジラなどの食肉や加工品があります。ただしこれらの中には日本への持ちこみが出来ないものもありそうなのでご注意を!

Kangerlussuaqオーロラ情報

(注:以下の内容はすべて冬場の私の経験によるものです)

 オーロラは大きい(明るい)のが出れば、ホテルの部屋からでも見えましたが、やはりより美しく見るには暗いところに行ったほうがいいでしょう。滑走路は夜遅くなるとほとんどの明かりを消してしまいますが、ホテル周辺は窓明かりや外灯が明るく、オーロラ自体はあまりよく見えないので、少し離れた方がいいと思います。ただ少し歩けばかなり暗くなるので、そんなに苦労せずともそこそこには見えます。
 また懐中電灯は持っていくと何かと便利です。空港側と旧米軍施設側を結ぶ道は夜でも以外と車が通りますが外灯はないので、道路を歩くときは事故防止のためにも懐中電灯を付けたほうがいいでしょう(特に冬は道路の端に雪がたまり中央付近を歩きがちになるので)。
 Kangerlussuaq近郊のフルグソン湖畔のロッジでオーロラ鑑賞をするエクスカーションもありました。こちらは町の明かりの届かない山の中なのでほんとに真っ暗でオーロラが出ればとてもよく見ることができます。ドライバー兼ガイドさんが懐中電灯を持って行ってくれますが、自分でも持って行くと付近を歩くときに何かと便利です。ロッジへ付くとドライバー兼ガイドさんが暖炉に火を入れてくれて、温かいコーヒー、紅茶に、鯨やたらやその他魚の珍味系の食べ物を用意してくれて、雑談しながらオーロラを待ちます。(これだけでもけっこう楽しい!)